
アイアンマン起業家ロン・エリクソンが語る忍耐、粘り強さ、そして幸運
ジェフ・ディッキー著

Nextcastのゲストの中には、あらゆる経験を積んだ人物がいます。ロン・エリクソンもその一人です。公共政策と法律の分野でキャリアをスタートさせたエリクソンは、6歳でズッキーニの販売を始めるなど、いくつかの分野で成功を収めた後、テクノロジーと起業の道へと進みました。
現在、エッグヘッド、eCharge、ブルーフロッグモバイルの元幹部であるエリクソン氏は、Visualantのチームを率い、「投資家、コーチ、メンター、そしてチアリーダー」としてのスキルを活かし、テクノロジー業界のリーダーとして成功を収め続けています。シアトルのDouble Down Interactive(今年初めにIGTに最大5億ドルで売却)の唯一のエンジェル投資家であるエリクソン氏は、今回のNextCastに出演し、運、アプリの未来、そして午前3時に起きることについて語ります。また、アイアンマンレースへの出場がスタートアップに似ている点についても語ります。
●この分野で長年のキャリアを積んできたエリクソンは、起業家としての成功は「タイミングと運」という2つの基本的な要素に大きく左右されることを知っています。彼は「準備に勝るものはありません。幸運は準備の行き届いた者に味方するのです」と説明しています。つまり、良いアイデアと適切なタイミングがあれば、大成功を収めることができるかもしれないということです。
●投資家でありビジネスリーダーでもあるエリクソン氏は、決断を下さなければならない時は直感に従うと自称し、「直感的な投資家」と称しています。彼は、あるコンセプトをすぐに追求したいと思わない限り、たいていは「じっくりと『ノー』へと歩み寄る」だけだと言います。マルコム・グラッドウェルの著書『Blink 』を引用し、ロン氏は、良いアイデアと良いチームは、見ればすぐにわかると述べています。(2:47)
●ロンは現在の活動について語り、今の仕事が大好きだと語っています。自分の仕事にこれほど情熱を注げること、そして生きていることの喜びを感じられることは、本当に恵まれたことだと彼は思っています。(3:26)
●「たゆまぬ努力」は、エリックソン氏が成功するスタートアップのリーダーに求める資質だ。「粘り強く取り組まなければなりません」と彼は説明する。「もしこれが簡単なら、誰もがやっているでしょう。しかし、これは簡単なことではありません。たゆまぬ努力が必要なのです。朝早く起き、遅くまで働き、『ノー』を受け入れ、粘り強くやり遂げなければなりません。」これらすべてに加え、忍耐も必要です。(12:37)
●「最もエキサイティングなアプリは何でしょうか?」「それは私たちが想像もできないアプリです」と、テクノロジーの未来についてエリクソン氏は語ります。(11:40) 彼は成長するグローバル市場に興奮しており、この業界が今後どこへ向かうのか、今から待ちきれません。
Nextcastの創設者であるジェフ・ディッキー氏は、テクノロジー、ビジネス、そして哲学に情熱を注いでいます。彼は、レドモンドに拠点を置くクラウドおよびビッグデータインフラ企業Redaptでチーフクラウドアーキテクトを務めています。[編集者注:GeekWireは、Nextcastの起業家インタビューシリーズを制作するジェフ・ディッキー氏と提携できることを誇りに思います。]