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デルタ株の拡大で企業計画が頓挫し、アマゾンはオフィス再開を2022年1月に延期

デルタ株の拡大で企業計画が頓挫し、アマゾンはオフィス再開を2022年1月に延期

トッド・ビショップ

シアトルのダウンタウン北部にあるアマゾン本社キャンパス。(GeekWire Photo / Kurt Schlosser)

アマゾンは木曜日、従業員に対し、オフィスでの通常勤務への復帰時期を来年初めまで延期すると発表した。

新たな日付は2022年1月3日。アマゾンはこれまで、従業員が9月7日の週からオフィスで定期的に勤務を開始すると予想していた。

しかし、アマゾンは、マイクロソフト、グーグル、フェイスブックなどの企業が行っているように、オフィス勤務者へのワクチン接種義務化には踏み切らなかった。アマゾンは、ワクチン接種を完了していることが証明できる従業員を除き、オフィス内でのマスク着用を従業員に義務付けていると述べた。

Amazonは今朝のメッセージで従業員に新たなタイムラインを伝え、GeekWireへの声明で詳細を確認した。

この決定は、COVID-19デルタ変異株の増加に対する企業の対応を加速させるものです。マイクロソフトは今週初め、米国内の職場の全面再開は10月4日以降になると発表しました。グーグルとアップルも現在、同様のスケジュールを組んでいます。

アマゾンや他のテクノロジー大手はそうした決定の先導役としての役割を果たしており、他の企業もしばしば彼らの先導に従うことになる。

アマゾンの職場復帰に関するガイダンスは、公衆衛生ガイドラインの変更と従業員からのフィードバックに応じて進化してきました。同社は3月に、「オフィス中心の文化を基本に戻す」計画を発表しています。

同社は6月にこの姿勢を緩和し、週3日のオフィス勤務を基本として「オフィスと在宅勤務のミックス」を提供すると発表した。

ワシントン州では、過去1カ月間で新型コロナウイルス感染者数の7日間移動平均が4倍以上に増加し、8月1日時点で1日1,500人を超えている。州のデータによると、シアトルとベルビューにあるアマゾンの大規模拠点があるキング郡では、人口の64%がワクチン接種を完了している。