
マイクロソフト、ビジネスユーザー向けの大規模アップデートでSkypeの通話機能を充実
ジェームズ・リズリー著
Skypeは、日常的に使用するユーザーにとって、他の人と連絡を取り合うための強力なコミュニケーションツールです。メッセージ、音声、ビデオによるチャットはもちろん、従来の電話からの通話も受けることができます。
しかし、電話会議からボイスメールまで、ビジネス ユーザーは電話をかける際に、さらに多くの処理をする必要があります。
本日、スペインのバルセロナで開催された Microsoft Convergence 2015 イベントで発表された Skype for Business の最新アップデートでは、従来のエンタープライズ通話機能が Microsoft の通話プラットフォームに導入されます。
アップデートには、Skype 経由で多数の人に会議をブロードキャストする機能、既存の電話ハードウェアのバックエンドとして Skype を使用する機能、および PSTN 会議機能 (これにより、固定電話や携帯電話を使用して Skype の電話会議にダイヤルインできる) が含まれます。
このアップデートにより、企業は既存の電話サービスをSkype for Businessに完全に置き換えることができるだけでなく、インターネットならではのメリットも追加されます。おそらく最も重要な機能は、新しい会議ブロードキャスト機能です。この機能により、ユーザーはリンクを共有するだけで、数千人規模の相手とビデオ、音声、画面共有によるブロードキャストが可能になります。
共同編集機能は、Skype for Businessのもう一つの大きな進歩です。Skypeを介して行われるバーチャル会議では、ユーザーは通話中の他のユーザーとドキュメントを共有し、共同で編集することができます。これにより、会議中に合意されたメモの保存や変更が容易になります。
新しいSkype for Businessは、Microsoftのエンタープライズ向けOfficeソリューションであるOffice 365 E5の一部として明日から導入されます。以下は会議ブロードキャストサービスのプレビューです。