
マイクロソフトは「Sprinkles」写真編集ソフトで強力な技術を披露したが、Snapchatは慌てる必要はない
モニカ・ニッケルズバーグ著

毎日、ティーンをターゲットにした写真アプリが登場します。
今回、マイクロソフトはZ世代とミレニアル世代のユーザーを、ユーモラスなキャプションと絵文字ステッカーで魅了しようとしています。このテクノロジー界の巨人は、写真にステッカーやキャプション、その他の機能を追加できるカメラアプリ「Sprinkles」をリリースしました。ユーザーは、メッセージアプリで写真を友人に送信したり、FacebookやInstagramなどのソーシャルメディアサイトで共有したりできます。
このアプリはマイクロソフトの強力な技術を反映しているが、試してみたところ、他の写真加工アプリ(スナップチャットなど)のように若者の間で人気が出るとは思えない。
例えば、SprinklesはMicrosoftの画像認識技術を利用して、写真の内容に基づいたキャプションを推奨します。私が愛犬の写真をアップロードした時の結果はこんな感じです。
Sprinklesは写真の内容に基づいてキャプションを提案するだけではありません。曜日と位置情報も考慮してくれます。今日は水曜日なので、「水曜日だって気づくほど金曜日を台無しにするものはないよ」と提案してくれました。実に賢いですね。
Appleは3月にミレニアル世代向けのコンテンツ編集アプリ「Clips」を発表したが、このアプリはバイラル動画の作成により重点を置いている。
Sprinklesには、数年前にHowOld.netでインターネットを席巻したMicrosoftの年齢認識技術も搭載されています。以下は、Microsoftが私と彼氏の年齢を推測したものです。
マックスは25歳だけど、無精ひげを生やしてるから27歳くらいかな。俺は19歳?初めて聞いたけど、そんな話初めて聞いたわ。
Sprinklesは、Microsoftの強力な機械学習技術をうまく活用している ― おそらくそれが同社の狙いの全てなのだろう ― が、写真編集アプリとしては少々物足りない。ズーム機能以外にフィルターや編集機能はなく、アプリを実際に使ってみても、特に 共有できるような効果は得られなかった。
もちろん、新しい子犬の写真は除きます。この話からもわかるように、いつでもどこでもシェアします。