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Puppet は VMware や Docker との緊密なリンクを提供し、迅速なソフトウェア開発と展開を容易にします。

Puppet は VMware や Docker との緊密なリンクを提供し、迅速なソフトウェア開発と展開を容易にします。

ダン・リッチマン

Puppet CEO サンジェイ・ミルチャンダニ氏 (Puppet の写真)
Puppet CEO サンジェイ・ミルチャンダニ氏 (Puppet の写真)

ポートランドに拠点を置くソフトウェア自動化企業Puppetは本日、仮想化企業VMwareおよびコンテナ大手Dockerとの緊密な連携を発表しました。これらの発表は、カリフォルニア州サンディエゴで開催された同社の年次ユーザーカンファレンス「PuppetConf」に合わせて行われました。

Puppetはブログ記事で、Puppet Enterpriseに来月、オンプレミスおよびクラウド環境におけるコンプライアンス準拠インフラのセルフサービスプロビジョニングを可能にするVMware vRealize Automationプラグインを追加すると発表した。このプラグインにより、グラフィカルユーザーインターフェースを使用して仮想マシンのテンプレートを作成し、それらの仮想マシンを構成・継続的に管理できるため、ITスタッフは開発者に完全に構​​成されたインフラを提供できるようになる。

もう一つの新製品であるPuppet Docker Image Buildは、コンテナの構築を自動化し、組織が本番環境でソフトウェアとOSを組み合わせた形態を活用できるようにします。Puppetによると、この製品は、他のすべてのソフトウェアの配信と運用を自動化するために使用されているのと同じコードを使用して、標準化された一貫した方法でDockerを利用できるようにしています。この製品は、組織による新興技術の導入を加速させることを目的としたPuppetのプロジェクトであるProject Blueshiftの拡張版です。

同社によれば、即時利用可能なPuppet Enterpriseのバージョン2016.4には、オープンソースの自動化サーバーJenkinsとの新たな統合が含まれており、組織のIT構造に対する意図的および意図しない変更の可視性が向上しているという。

先月パペットのCEOに就任したサンジェイ・ミルチャンダニ氏が、今朝サンディエゴで行われた会議で基調講演を行った。ミルチャンダニ氏は、先月末に退任した創業者のルーク・カニエス氏の後任となったが、取締役として引き続き務める。