
ノキアCEO:マイクロソフトのデバイスはWindows Phoneエコシステム全体を活性化させる可能性がある
トッド・ビショップ著
マイクロソフトは同社初のSurfaceタブレットをリリースする準備を整えており、当然ながらテクノロジー業界では、同社がおそらくSurfaceブランドで独自のWindows Phoneをリリースする可能性について再び憶測が飛び交っている。
Windows Phoneに巨額の投資をし、マイクロソフトのデバイスとの競争激化に直面することになるノキアのCEOで元マイクロソフト幹部のスティーブン・エロップ氏は、今朝のアナリストとの電話会議で、ノキアは実際にはマイクロソフトに前進を勧めるだろうと語った。
エロップ氏の発言はアナリストの質問に答えたものだった。ウェブキャストから、やり取りの全文は以下のとおり。
Q:「マイクロソフトが独自のデバイスを発売した場合、それをエコシステムの刺激と見なしますか、それとも競合相手と見なしますか?」
エロップ氏: 「これは確かにエコシステムの刺激剤です。先ほども申し上げたように、HTC、Samsung、Microsoftといった企業に対し、市場にデバイスを投入し、エコシステムの活性化につながる投資を行うことを奨励しています。競争という側面で言えば、もちろんエコシステム内の他の企業は何らかの競合相手です。とはいえ、Windows Phoneプラットフォームにもたらす独自の差別化を非常に誇りに思っています。これらのデバイスで私たちが行っていることを詳しく見てみると、これは私たちが長年投資してきたイノベーションであることがお分かりいただけるでしょう。簡単に模倣したり、再発明したりできるものではありません。これは、私たちの研究開発ラボから未完成の宝石を取り出し、Lumia製品に搭載した結果です。もちろん、これは知的財産によってしっかりと保護されており、競合相手が誰であろうと、私たちが差別化を図るために活用できるものです。」
The Verge は本日、このコメントについて報じた。
ノキアは第3四半期にLumia Windows Phoneを290万台販売しましたが、これは第2四半期の400万台から減少しています。ちなみに、GoogleによるとAndroid端末のアクティベーションは毎日130万件に達しています。
マイクロソフトは本日後半に四半期決算を発表する。