
交通データ分析プロバイダーのINRIXがモルガン・スタンレーから7,000万ドルを調達
交通データ分析プロバイダーのINRIXがモルガン・スタンレーから7,000万ドルを調達

(ビッグストックフォト)
テイラー・ソパー著

ワシントン州カークランドに本社を置く交通ソフトウェアおよびデータプロバイダーのInrixは、モルガン・スタンレー・エクスパンション・キャピタルとモルガン・スタンレー・タクティカル・バリューが管理する投資ファンドからの信用枠で7,000万ドルを調達した。
- 2004年にマイクロソフトのスピンアウトとして設立されたInrixは、当初は交通・運輸関連データの販売からスタートしましたが、近年は分析機能を強化したSaaS(Software as a Service)製品の提供へと事業を拡大しています。顧客は、位置情報や交通データを求める企業から、様々な公共機関まで多岐にわたります。
- 同社はプレスリリースで、この資金調達によりインリックス社の戦略的成長が促進され、負債の借り換えが可能になると述べた。
- 共同創業者兼CEOのブライアン・ミステル氏が率いるインリックス社は、昨年1,000万ドルを調達したほか、2019年には2,500万ドルのデットファイナンス、2014年にはポルシェ家から5,500万ドルのエクイティラウンドを調達した。昨年はIPOの準備を進めていたが、計画を撤回した。従業員は約350人。