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スターバックスはデジタル機能を活用し、6月初旬までに米国の直営店舗の90%を再開する予定

スターバックスはデジタル機能を活用し、6月初旬までに米国の直営店舗の90%を再開する予定

トッド・ビショップ

スターバックスのCEO、ケビン・ジョンソン氏は、フィジカルディスタンシングの新たな時代において、顧客へのより良いサービス提供のため、デジタル機能の強化を目指すと述べた。(GeekWire ファイル写真 / ケビン・リソタ)

新型コロナウイルス感染拡大を受け、米国とカナダの店舗を閉鎖したスターバックスは、5月初旬に営業を再開し、6月初旬までに米国の直営店舗の90%が「強化された安全対策と変更された営業時間」で営業を再開する予定だと発表した。

「米国におけるこの監視と適応の段階は、店舗再開の転換点であり、コミュニティごとに継続的な監視を行い、迅速に適応し回復を推進する必要がある回復プロセスの始まりです」とスターバックスのCEO、ケビン・ジョンソン氏は同社の決算電話会議で述べた。

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彼の発言は、シアトルを拠点とするコーヒー大手スターバックスへのCOVID-19の影響がより鮮明になる中でなされた。同社は3月四半期の既存店売上高が世界全体で10%減少したと発表した。ウォール・ストリート・ジャーナルによると、この主要指標の減少は11年ぶりのことだ。

ジョンソン氏は、スターバックスが「デジタル機能と革新的な店舗形態の継続的な改善を通じて」競争優位性を強化すると誓った。例えば、同社は顧客がスマートフォンで事前に注文し、店舗で受け取ることができるサービスをいち早く導入した企業の一つである。

「当社は、デジタル資産と、非接触ピックアップやカーブサイドといった新しい営業形態を活用し、お客様へのサービスを拡大する上で有利な立場にあります」と、マイクロソフト・ウィンドウズの元社長でジュニパーネットワークスのCEOも務めたジョンソン氏は述べています。「顧客体験、飲料のイノベーション、そしてデジタルへの注力こそがスターバックスの差別化要因であり、COVID-19以前の勢いを取り戻すことを可能にするでしょう。」

第1四半期の売上高は、主にCOVID-19の影響により5%減の60億ドルとなりました。利益は50%以上減少し、3億2,800万ドルとなりました。同社の株価は時間外取引で小幅下落しています。