
シアトルのダウンタウンで超人的な力を持つとどうなるか
テイラー・ソパー著
シアトルでネオンの力を使ってビルからビルへと飛び移り、その間ずっとスーパーパワーを使って悪者を倒すとしたらどんな感じだろう、と考えたことはありませんか?
Sucker Punch Productions のおかげで、ついにそれが実現しました。シアトルを拠点とするこのゲーム会社は、来週発売予定のPlayStation 4専用タイトル『inFAMOUS Second Son』の8分間のゲーム映像を公開しました。
シアトルに住んでいる人、または過去に住んでいた人にとって、24 歳の主人公デルシン・ロウが仮想のシアトルのダウンタウンで超人的なパワーを習得する様子を見るのはかなり楽しいでしょう。
8分間の映像では、スペースニードルや地下バストンネルを縁取るターコイズブルーのペイントといったランドマークが目に留まるでしょう。Polygonがここで指摘しているように、ゲームの風景デザインからシアトル近郊のコマドリのさえずりまで、すべてが事実に基づいているとのことです。
PS4の優れた処理能力のおかげで、Sucker Punchはシアトルの雰囲気を捉える緻密なディテールを詰め込むことができました。Sucker Punchのアートディレクター、ホリア・ドシウ氏は1月に開発プロセスを次のように振り返っています。
プレイヤーに、路地を歩きながら石畳の間に雨が溜まり、雨筋のついたレンガ造りの建物やネオンサインが映り込む様子を目の当たりにする感覚、あるいは雲を突き抜けて昇る太陽が、巨大な松の木々の間から光を投げかける様子を見上げる感覚を味わってほしいと考えました。シアトルの雰囲気、建築物、天候といった細部に至るまで、細部まで作り込むという、緻密な課題にチーム一同挑みました。交通渋滞、3Dスキャンされた本物の衣装を着たシアトルの住人、広大な景色、そしてプレイヤーの力とインタラクティブに作用する破壊可能な環境など、すべてが揃ったオープンワールドです。さらに、1080pの高解像度で動作します。
サッカーパンチプロダクションズは2011年にソニーに買収された。『inFamous 2』や『Sly Cooper』を開発したこのスタジオは1997年に設立され、ソニー・コンピュータエンタテインメントに加わった16番目のスタジオとなるまで、ほぼソニーのプレイステーション専用のゲームを開発していた。