
道の終焉:マイクロソフトがMapPointとStreets & Tripsの提供を終了
ブレア・ハンリー・フランク著
マイクロソフトのMapPointとStreets & Tripsを現在も利用している企業や個人は、代替手段を検討する必要があります。マイクロソフトは両製品の提供を中止すると、両社のウェブサイトに掲載された通知で発表されています。
同社は今年末でMapPointとStreets & Trips 2013の販売を中止し、Streets & Tripsの最新版のユーザーに対して2015年7月14日までオンラインサポートを提供するとしている。
MapPointは、企業がビジネスデータと位置情報や地図を組み合わせるためのツールを提供しています。これは、1988年に英国を拠点とし、1994年にMicrosoftに買収されたNextBase社によって初めてリリースされたAutoRouteという製品から派生したものです。同じくAutoRouteファミリーに属するStreets & Tripsは、ドライブに出かける前にPCで旅程を計画したいロードトリップ愛好家向けに開発されました。
マイクロソフトは、地図やルート案内が必要なStreets and Tripsユーザーに、Bing Mapsの利用を推奨しています。開発者は、Bing Maps APIとSDKを利用できます。これらのツールは、地図データを利用するアプリケーション向けに様々なツールを提供しています。
同社では、現在 MapPoint に依存している企業に対し、ビジネス データを地図上で視覚化するために Excel および Sharepoint 用の PowerBI を利用することを推奨しています。
これらは、レドモンドに拠点を置くテクノロジー大手による一連の閉鎖の中で、最新の2つの製品に過ぎません。今年初めには、マイクロソフトが航空運賃予測ツール「Farecast」を閉鎖しました。