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アマゾンキャンパスの中心にある看板は、カルガリーがHQ2の争いに備えて準備してきたことを示している

アマゾンキャンパスの中心にある看板は、カルガリーがHQ2の争いに備えて準備してきたことを示している

カート・シュロッサー

カルガリー Amazon HQ2
カルガリー市は、アマゾンのシアトルキャンパスの中心に、HQ2の積極的な売り込みを仕掛けた。(GeekWire Photo / Kevin Lisota)

締め切りは過ぎ、アマゾン第2本社の設置を希望する都市、州、カナダの各州から提案が寄せられている。カルガリー市は最終日に、ビデオ広告、新聞広告、歩道のチョークを使った宣伝など、積極的なアピールを行った。

アマゾンの本拠地であるサウス・レイク・ユニオン地区のウェストレイク・アベニュー・ノースとリパブリカン・ストリートの角にある板張りの建物全体に設置された巨大な看板は、カルガリーの積極的な取り組みを最もよく思い出させるものだ。

「やあ、アマゾン。君のためならクマと闘うとは言わないけど…絶対に闘うよ」と、通行人を見下ろす髭面の男が描かれた赤い看板に書かれている。

アマゾンのキャンパスに潜入し、幹部たちがRFP(提案依頼書)の精査作業を開始する間、そこに留まるというのは、まさに天才的な行動だ。ツーソンのあのサボテンは注目を集めたが、本来の目的であるジェフ・ベゾスの玄関先には届かなかった。

もしアマゾンが賢明で、進行中のHQ2のニュースサイクルにさらに多くの注目を集めたいのであれば、今週、サウスレイクユニオンにクマ(またはクマの着ぐるみを着た人)を派遣し、「カルガリー、頑張れ!」と書かれたプラカードを掲げさせるだろう。