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米国におけるスターバックスの注文の4分の1以上がスマートフォンで決済されている。

米国におけるスターバックスの注文の4分の1以上がスマートフォンで決済されている。
ニューヨーク市にこの冬オープンしたスターバックスのピックアップ店舗の外。(GeekWire Photo / Taylor Soper)

ニュース:スターバックスは第2四半期決算発表の中で、モバイルオーダーが米国の直営店舗における総注文数の26%を占めていると発表した。これは前年同期の18%から増加している。中国でもモバイルオーダーの売上は前年比で倍増している。

重要性:世界的なパンデミックの中、スターバックスは非接触決済のため、アプリでの注文を顧客に推奨してきました。また、アプリで事前に注文した顧客向けに「Pickup」という新しい店舗コンセプトを展開しています。シアトルを拠点とするこのコーヒー大手は、2014年後半にモバイル事前注文アプリ機能を導入し、スターバックスリワード会員の間で急速に人気を博しました。これにより、スターバックスはGoogle Pay、Apple Pay、Samsung Payなどの競合となる、有力なモバイル決済アプリへと成長しました。

スターバックスのCEO、ケビン・ジョンソン氏は次のように述べています。 「当社は、モバイルアプリの利点を活用し、顧客体験のパーソナライゼーションを向上させ、顧客エンゲージメントを深めていきます。」

さらなるテクノロジー: ジョンソン氏は決算説明会で、スターバックスが自社のAIエンジン「Deep Brew」を活用し、世界の主要市場におけるワクチン接種の進捗状況をモデル化し、国際的な売上への潜在的な影響を評価する予測分析を実行していると述べた。Deep Brewは、スターバックスアプリを通じて提供されるオファーや提案をパーソナライズするためにも活用されている。

「AIにおける当社の取り組みは、スターバックスに基礎的な予測モデルを提供することで、パートナーが得意とする顧客とのつながりと世界クラスの顧客体験の提供に集中できるようにし、グレート・ヒューマン・リコネクションを推進することを可能にする」とジョンソン氏は述べた。

スターバックスは第2四半期の売上高は予想を下回ったものの、利益は予想を上回った。株価は水曜日に約3%下落した。