
レポート:ワシントン州は最もアプリ利用率の高い州
テイラー・ソパー著

リンゴ、アスパラガス、そしてどうやらアプリの国、ワシントン州へようこそ。
「アプリ経済の地理」と題された新たな調査によると、ワシントン州におけるアプリ開発は49,800人の雇用を創出し、27億ドルの経済効果をもたらしています。州内の雇用数に対するアプリ経済関連の雇用数の割合を測る「アプリ集約度」において、ワシントン州は全米で最も「アプリ集約度」の高い州です。
これは、ワシントン州の従業員1人あたり約4.5人のアプリ関連労働者(アプリ開発関連業務(セキュリティ、管理、カスタマーサービスなど))がいることを意味します。マイクロソフトのような巨大ソフトウェア企業や、シアトルの新興スタートアップシーンを背景に、約51万9000人のアプリ関連雇用を生み出しているシアトルが、全米をリードしていることは理にかなっています。
カリフォルニア州は、アプリ関連の雇用数(15万2000人)と経済効果(82億ドル)の両方でトップでした。この調査は、CTIA(The Wireless Association)とApplication Developers Alliance(Application Developers Alliance)が発表し、South Mountain Economics, LLCが実施しました。
この調査は、2012年2月に実施された、国内のアプリ関連職種の数を算出した調査に基づいています。この調査では、オンライン求人広告をアプリ経済関連の職種の所在地の指標として用い、「Android、iPhone、Blackberryアプリ開発の知識など、アプリ経済関連のスキルを求める求人広告が多い州では、アプリ経済関連の職種が多い傾向があるという合理的な仮定に基づいて」います。