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カナダの都市がHQ2の建設を積極的に推進する中、カルガリーがアマゾンのフルフィルメントセンターを獲得

カナダの都市がHQ2の建設を積極的に推進する中、カルガリーがアマゾンのフルフィルメントセンターを獲得

ナット・レヴィ

カルガリー Amazon HQ2
カルガリー市は、アマゾンのシアトルキャンパスの中心に、HQ2の積極的な売り込みを仕掛けた。(GeekWire Photo / Kevin Lisota)

カルガリーはアマゾンの北米第2本社の誘致に最も積極的な都市の一つだが、たとえHQ2の誘致が実現しなくても、このカナダの都市は何も得られないことはないだろう。

アマゾンは木曜日、カルガリーのすぐ北に位置するロッキービュー郡に60万平方フィート(約6万平方メートル)のフルフィルメントセンターを開設する計画を発表した。同社によると、この施設はカナダ国内で7番目、アルバータ州では初となる。750人の従業員を雇用する予定だ。

「カナダ、特にすでに多大な地域社会の支援を受けているカルガリー周辺地域での成長を継続できることを嬉しく思います」とカナダにおけるアマゾン事業部長のグレン・サマービル氏は述べた。

アマゾンは、カナダ全土で4,400人以上を雇用しており、そのうち2,000人は配送倉庫に勤務しているという。カナダの5つの州の都市がHQ2の候補地として名乗りを上げており、GeekWireスタッフの中にはトロントを候補に挙げている者もいる。

カルガリーは、アマゾンの第2本社と5万人の高給雇用の誘致に向けて、最終日にビデオ広告、新聞広告、歩道のチョークを使った宣伝など、積極的な取り組みを展開した。しかし、アマゾンの本拠地であるサウスレイクユニオン地区、ウェストレイク・アベニュー・ノースとリパブリカン・ストリートの角にある板張りの建物全体に掲げられた巨大な看板こそ、カルガリーの断固たる努力を最も強く印象づけるものとなっている。

「やあ、アマゾン。君のためならクマと闘うとは言わないけど…絶対に闘うよ」と、通行人を見下ろす髭面の男が描かれた赤い看板に書かれている。