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AWS Storage Gateway がオンプレミス仮想ファイルサーバーを追加し、価格を値下げ

AWS Storage Gateway がオンプレミス仮想ファイルサーバーを追加し、価格を値下げ

ケビン・リソタ

AWS ストレージゲートウェイAmazon Web Servicesは、企業のデータストレージをクラウドに移行し、オンプレミスのファイルサーバー、SAN、バックアップソリューションをクラウドベースのストレージに置き換えることを目指しています。本日、ラスベガスで開催されたAWS re:inventカンファレンスにおいて、同社はAWS Storage Gatewayサービスがオンプレミスの仮想ファイルサーバーをサポートするようになったことを発表しました。同時に、同サービスの料金体系も引き下げられ、簡素化されました。

これまで、AWS Storage Gateway をご利用のお客様は、iSCSI インターフェース経由でローカルディスクとして接続するか、仮想テープライブラリにアクセスすることで、S3 バケットに保存されているデータにアクセスできました。現在、AWS はサービスにアクセスするためのファイルサーバーゲートウェイを提供しています。

ファイルゲートウェイは、仮想マシンイメージとしてダウンロードできます。仮想マシンをデータセンターのローカルにデプロイすると、AWSクラウド内のS3バケットにアクセスするように設定できます。これらのバケットはネットワークファイルシステム(NFS)マウントポイントとしてローカルで利用可能になり、ローカルアプリケーションからクラウドストレージに通常のネットワークファイル共有のようにアクセスできるようになります。

新しいゲートウェイはローカル パフォーマンスのためにデータをキャッシュし、S3 のバージョン管理とリージョン間レプリケーションを使用してデータを保護できます。

AWSは11月初めに発表したストレージ料金の値下げに続き、AWS Storage Gatewayも値下げします。ストレージ料金は、ボリュームと仮想テープで最大28%、アーカイブされた仮想テープで最大43%の値下げとなります。月額ゲートウェイ料金は従量制に変更され、アーカイブされた仮想テープの取得はよりシンプルなGB単位の課金となります。