
Dropboxがデスクトップアプリの全く新しいデザインとユーザーエクスペリエンスを発表
トム・クレイジット著

Dropbox は火曜日、内部の変更によりファイル共有サービスの外観が一新され、新機能も追加された新しいデスクトップ アプリケーションを発表しました。
DropboxのCEO、ドリュー・ヒューストン氏はサンフランシスコで開催されたメディアイベントで新アプリを発表しました。このアプリは、早期アクセスプログラムの一環として提供開始されます。今回のリリースでは、Dropboxはデスクトップアプリケーションの基盤構造を変更し、WindowsのファイルエクスプローラーやAppleのFinderといったデスクトップファイルシステムに非常に密接に結びついていた従来のバージョンから、他のデスクトップアプリケーションと同様に操作できるようになりました。

「文字通りオリジナルのFinderに戻っても、全く同じ体験ができます」と、ヒューストン氏は新アプリケーションを試用する機会を得たFast Company誌のインタビューで語った。「インターネットが登場する前、さらにはコンピュータがネットワーク化される前、つまり人生のすべてがフロッピーディスク数枚に収まっていた時代を想定して設計されているのです。」
Office 365やG Suiteといったクラウドベースのオフィス生産性向上システムへの移行が進むにつれ、ファイルそのものはもはや過去の遺物となりつつあります。新しいDropboxアプリケーションは、Dropboxが今年初めにGoogleと共同でG Suiteとの連携を実現した実績に基づき、デスクトップまたはサーバーベースのファイルをクラウドネイティブのドキュメント、スプレッドシート、プレゼンテーションと同様に同期します。
新しいアプリケーションでは、ローカルファイル、クラウドドキュメント、その他の企業データが1つのビューに表示されるため、ドキュメントの検索がより簡単になります。また、Dropboxユーザーは、Dropbox内でファイルをアップロードまたは作成する際に同僚にタグを付け、フォローアップタスクやリマインダーを割り当てることができるようになります。
Dropboxのブログ投稿によると、同社の新アプリは、Slack、Zoom、Atlassianといったオフィス生産性向上SaaS企業との連携を初めて強化する。最新世代のSaaSエンタープライズテクノロジー企業は、顧客のビジネスに適さないワークフローを強制するのではなく、顧客が働く場所で顧客と繋がれるよう、アプリケーション間の連携とコラボレーションを重視している。
[編集者注: 新たな情報が入手できたため、この投稿は更新されました。 ]