
SAP、オラクルへの売却の可能性が報じられる中、コンカーの株価は急騰
SAP、オラクルへの売却の可能性が報じられる中、コンカーの株価は急騰

昨年夏、コンカーの新本社グランドオープンに際し、コンカーの経営陣とベルビュー市長のコンラッド・リー氏(左端)が集まった。(ファイル写真)
テイラー・ソパー著

コンカーの株価は、同社が売却に関心を示しているとするブルームバーグの報道を受けて、時間外取引で16%近く上昇した。
ブルームバーグは、ベルビューに拠点を置くこの旅費精算会社は、潜在的な取引についてSAPと協力しており、以前は買収交渉から撤退したオラクルにも接触したと報じている。
コンカーは先月の四半期決算で、GAAPベースの売上高が1億7,800万ドルと予想を上回り、前年同期比29%増となったと発表した。創業21年の同社は、この数ヶ月間、多忙な日々を送っている。前四半期には1,000社以上の新規顧客を獲得し、7月にはユナイテッド航空、Airbnb、Uberと提携を結んだ。
5月にCNBCの株式アナリスト、ジム・クレイマー氏はコンカーに対する楽観的な見方を語り、IBM、オラクル、SAPなどの大企業が同社に挑戦していないことを指摘した。
「実際、市場はConcurを中心にまとまっており、私たちはどこにでも存在する存在になりつつあります」と、ConcurのCEOであるスティーブ・シン氏はクレイマー氏に語った。「私たちはデフォルトのソリューションになりつつあります。競争相手は多くありませんが、競争は確かに存在します。私たちは、ビジネストラベラーにとっていかに大きな価値を提供できるかに突き動かされています。そうすれば、顧客とサプライヤー、そして競合他社さえも、あなたを中心にまとまっていくのが現実です。」
2014 年の同社の株価は以下のとおりです。
以下は Concur の最新の収益報告です。