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LinkedIn CEO ジェフ・ワイナー氏、マイクロソフトとの統合について「今のところ順調」

LinkedIn CEO ジェフ・ワイナー氏、マイクロソフトとの統合について「今のところ順調」

ナット・レヴィ

LinkedIn CEO ジェフ・ワイナー、マイクロソフト CEO サティア・ナデラ、LinkedIn 会長リード・ホフマン。(Microsoft 撮影)

LinkedInのジェフ・ワイナーCEOは木曜日のCNBCとのインタビューで、同社とマイクロソフトの統合は「期待を上回り、ビジネス向けソーシャルネットワークのエンゲージメントが記録的なレベルに達し、収益は2011年のIPO以来見られなかったほど伸びている」と語った。

マイクロソフトは2016年12月にLinkedInの買収を完了した。これは同社にとって過去最大の買収額となる262億ドルだった。それ以来、合併後の両社はOutlookなどのOffice 365プログラムにLinkedInのデータを追加するなどの統合を着実に展開してきた。

ワイナー氏は、LinkedIn は財務報告の目的でマイクロソフトの生産性およびビジネス プロセス部門に追加されたにもかかわらず、引き続き独立して運営されていると述べた。

「LinkedInは引き続き独立して運営されますが、マイクロソフトが世界中に約10億人の顧客を抱える巨大な基盤、その人材、インフラ、そして先進的なテクノロジーも活用することができます」とワイナー氏は述べた。「ですから、今のところ順調です。」

マイクロソフトが2月に発表した最新の決算報告によると、LinkedInの収益は全体の利益に13億ドル貢献しており、前年同期の2億2,800万ドルの約6倍に上ります。LinkedInは直近四半期の営業損失が2億6,500万ドルで、前年同期より増加しましたが、過去3四半期で損失は減少しています。