
マルチアセット投資家のポートフォリオ最適化を支援するシアトルのスタートアップ企業Osyteが400万ドルを調達
テイラー・ソパー著

シアトルを拠点とするスタートアップ企業 Osyte は、マルチアセットポートフォリオを管理する投資家が使用するソフトウェアの成長を促進するために 400 万ドルのシードラウンドを調達したと発表した。
このフィンテック企業は、ポートフォリオ監視、リスク分析、リバランス最適化などのツールを使用して、投資業務を合理化および自動化することを目指しています。
Osyteは、アウトソーシングされた最高投資責任者(CIO)、マルチファミリーオフィス、シングルファミリーオフィス、そして機関投資家向けリミテッドパートナーをターゲットとしています。同社の顧客は、流動資産と非流動資産の両方、そして公開市場と非公開市場の両方における投資を運用しています。
Osyteの共同創業者兼CEOのチャールズ・アンセルム氏は、以前はラッセル・インベストメンツに10年間勤務し、年金、基金、財団、その他のリミテッド・パートナー投資家向けの数十億ドル規模の機関投資家資本を管理するシニア・ポートフォリオ・マネージャーを務めていた。
アンセルム氏は、過去の職務で経験した、投資配分の決定に関する煩雑で手作業の多いプロセスを改善したいと考えていると述べた。
「オサイトが現在解決している顧客の中心的な問題は、オルタナティブ投資とプライベート市場投資の流動性管理の自動化です」と彼は語った。
同氏は、オシテは「民間市場の民主化」、つまり個人の私的資産へのアクセス拡大による追い風に乗っていると述べた。
Osyteの共同設立者であるSellappa Gopalaswamy氏は、以前はクラウド企業QloudableとSysgainを設立していました。
カリフォルニア州フォルサムに拠点を置くベンチャー企業Moneta Venturesがシードラウンドを主導し、Six Thirty Ventures、Altari Ventures、Tacoma Venture Fund、Sigmas Group Family Officeが参加した。
この資金調達の結果、Moneta VenturesのパートナーであるAshu Bhalla氏がOsyteの取締役会に加わることになる。