
アマゾンが子供向け電子書籍の新たな直接出版プログラムを開始
ブレア・ハンリー・フランク著
Amazonは本日、児童書作家が従来の出版社を介さずに、若い読者に作品を届ける新しい方法を発表しました。Kindle Direct Publishing Kidsプログラムでは、編集者やエージェントを介さずに、作家がKindleストアから直接児童書を販売できます。
この動きは、自費出版に興味のある児童文学作家にとって大きな一歩です。KDPの大人向け版は、多くの作家のキャリアをスタートさせるのに役立っており、児童文学の執筆で成功を目指す人は世の中にたくさんいます。
さらにAmazonは、既に紙媒体で出版している著者が電子書籍プラットフォームに移行し、電子版を提供することでさらなる収益を得るための手段となると考えています。KDP Kidsを通じてアップロードされた書籍はKDP Selectプログラムにも登録され、AmazonのKindle UnlimitedサブスクリプションサービスやKindle Countdown Dealsなどのマーケティングツールを利用できるようになります。
著者は、本の推奨年齢と学年を設定できるようになります。これにより、親はお子様にどのような本を選べばよいか、その目安を得ることができます。もちろん、親御さんは、お子様に本を見せる前に、自分が読む予定の本をざっと確認したいと思うでしょう。
Amazonは、この新しいプラットフォームと合わせて、「Kindle Kids' Book Creator」も発表しました。その名の通り、これは児童書の著者が子供向けのデジタル絵本を制作できるように設計されています。このソフトウェアにより、著者はテキストポップアップなどのKindleの機能を簡単に活用できるようになります。ユーザーは、PDF、JPEG、TIFFなど、さまざまなファイル形式から絵本をインポートできます。