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Slack がデスクトップ版でダークモードに対応

Slack がデスクトップ版でダークモードに対応

ナット・レヴィ

(Slackフォト)

Slack はデスクトップ アプリにダーク モードを追加し、ソフトウェア業界全体で大きなトレンドとなっている機能を強化しています。

Slackは既にモバイルアプリでダークモードを提供しています。しかし今回、Windows、Mac、Linux版Slackデスクトップアプリのユーザーは、従来の白と紫の背景と、より暗い色合いの様々な背景を切り替えることができるようになりました。

ダークモードの追加は、Slackを支えるアプリアーキテクチャの全面的な見直しの一環です。同社によると、ダークモードは最近最も要望の多かった新機能の一つとのことです。

「ダークモードは多くの人にとって重要な機能です。夜間や暗い場所での作業に役立ち、視覚障害、片頭痛、その他の視覚障害といったアクセシビリティ上の理由から、多くの人がダークモードを必要としていることを私たちは認識しています」と、Slackアクセシビリティプロダクトマネージャーのジョージ・ザムファー氏は述べています。「本日、Slackデスクトップアプリでダークモードへの切り替えが可能になり、新しいダークモードテーマを提供できることを嬉しく思います。」

近年、暗い背景が人気を集めており、大手IT企業は新作リリースの重要な要素としてこのモードを宣伝しています。黒い背景は洗練された印象を与えることが多く、専門家は健康上のメリットも強調しています。

ブルーライトが睡眠サイクルを乱すことは周知の事実です。夜遅くまで働く人にとって、明るい背景ではなく暗い背景を使うことでブルーライトの浴びる量が減り、仕事が終わった後の睡眠の質が向上すると、英国ケンブリッジ大学の弱視のコンピューター科学者、サイラス・S・ブラウン氏は記しています。

先月、SlackのライバルであるMicrosoftは、Windows 10、Office 365、Enterprise Mobility + Securityを組み合わせたMicrosoft 365製品スイート全体にダークモードを追加する計画を発表しました。この取り組みは、複数のプラットフォームのOutlookから開始され、iOS版のWord、Excel、PowerPoint、SharePoint、OneDrive、Planner、To-Doにもまもなくこの機能が追加されます。