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Twitter、新システムで法執行機関への脅威報告を容易に

Twitter、新システムで法執行機関への脅威報告を容易に

ブレア・ハンリー・フランク

スクリーンショット_2015-03-16_at_11.00.34_PMTwitterは本日リリースした新機能により、ソーシャルネットワーク上で行われた脅迫を法執行機関に報告しやすくなりました。ユーザーはTwitterで嫌がらせ行為を報告後、ボタンを押すだけで、関係者の情報、報告日時、脅迫ツイート、そしてTwitterの法執行ガイドラインへのリンクが記載された報告をメールで受け取ることができます。

これは、ソーシャル ネットワーク上で暴力の脅迫を受けている人がその情報を法執行機関に簡単に提供できるようにするために設計されたもので、法執行機関は、脅迫の対応を支援する上で Twitter よりも有利な立場にあることになります。

もちろん、法執行機関はオンラインハラスメントに対処するための十分な装備を備えていないことが多いため、実際には成果につながらない可能性もあります。それでも、これらの報告は、脅威にさらされている人々が、オンライン上の脅威に何らかの現実世界での影響を及ぼせる可能性のある機関に連絡を取るプロセスを容易にします。

これは、Twitterがユーザーを虐待から守るための更なる取り組みです。今年初め、同社は虐待報告システムを刷新し、嫌がらせや虐待行為に関する連絡プロセスを簡素化しました。また先月には、「doxing」(ユーザーの個人情報をオンラインで公開する行為)やなりすましに関する報告オプションも追加しました。

Twitterは、ネットワーク上で発生する嫌がらせ行為を減らすという点でも改善の余地がある。同社はこれまで何度も、たとえ特に下品なツイートであっても、ルール上は許容されるとユーザーに伝えてきた。