
ポートランド開発委員会が、過小評価されている起業家のために300万ドルの基金を設立
ポートランド開発委員会が、過小評価されている起業家のために300万ドルの基金を設立

写真はFlickrユーザーStuart Seegerより。
テイラー・ソパー著

ポートランド開発委員会は本日、過小評価されているグループが設立した新興企業に投資する新たな300万ドルの基金を立ち上げた。
市の経済開発局を運営するPDCは、ポートランド市、マルトノマ郡、オレゴン州知事ケイト・ブラウン、そしてビジネス・オレゴンから「インクルーシブ・スタートアップ・ファンド」への拠出を既に125万ドル確保している。今後は、民間投資家や財団からさらに175万ドルを調達することを目標としている。
この基金は、メンタリングやアドバイスのサービスに加えて、各スタートアップに2万ドルから5万ドルを支給する。
「インクルーシブ・スタートアップ・ファンドは、PDCが過小評価されている層の起業家を支援し育成するという継続的な取り組みを象徴するものです」と、PDCのエグゼクティブ・ディレクター、パトリック・クイントン氏は声明で述べています。「多様な創業者を持つスタートアップ企業への資金調達の拡大に向けて、このファンドを新たな一歩として踏み出したいと考えています。」
PDCはこれまで、多様な創業チームを持つ起業家に焦点を当ててきました。例えば、今年9月にはスタートアップPDXチャレンジの運営を支援しました。現在、同団体は新たに設立されたインクルーシブ・スタートアップ・ファンドの運営・管理を担うマネージャーの応募を受け付けています。