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FTC、無制限データプランの速度制限でAT&Tを提訴。AT&Tは訴訟を「不可解」と批判

FTC、無制限データプランの速度制限でAT&Tを提訴。AT&Tは訴訟を「不可解」と批判

トッド・ビショップ

AT&T 開発者プログラム

連邦取引委員会は今朝、AT&Tが無制限データプランの顧客に対し、特定月のデータ使用量が一定量に達した後にデータ速度を下げる慣行を理由に同社を提訴した。

「AT&Tは顧客に『無制限』のデータ通信を約束しましたが、多くの場合、その約束を果たせていません」と、FTCのエディス・ラミレス委員長は訴訟を発表する声明の中で述べた。「ここでの問題は単純です。『無制限』とは、つまり無制限であるということです。」

北カリフォルニアの米国地方裁判所に提起されたこの訴訟は、AT&Tに対する恒久的な差し止め命令と、この行為によって影響を受けた顧客への賠償および返金を含む損害賠償を求めている。FTCは、場合によってはデータ速度が90%近く低下し、ウェブ閲覧、GPSナビゲーション、動画ストリーミングといったスマートフォンの基本機能がほぼ不可能になると指摘している。

att-throttle11-224x300GeekWire のジョン・クック氏は、過去にデータ速度の抑制に驚かされた多くの AT&T 顧客の 1 人です。

AT&Tは、同社の法務顧問であるウェイン・ワッツ氏からこの声明を発表しました。

FTCの申し立ては根拠がなく、当社のネットワーク管理プログラムの本質とは全く関係がありません。他の大手無線通信事業者と同様に、すべての顧客に可能な限り最高のサービスを提供するためにネットワークリソースを管理し、それを完全に透明性があり、法律および契約に準拠した方法で行っている企業に対して、FTCがなぜこのような措置を講じるのか、理解に苦しみます。

当社は当初からお客様に対して完全な透明性を保ってきました。無制限データプランをご利用のすべてのお客様には、プログラム導入のかなり前から請求書の通知と全国規模のプレスリリースを通じてお知らせしており、その結果、約2,000件のニュース記事が報じられました。さらに、このプログラムの影響を受けているのは当社のお客様の約3%のみであり、影響を受けるお客様には事前にテキストメッセージでもお知らせしています。

訴訟の全文はここでお読みください。