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シアトルのスタートアップ企業Attunelyが債権回収会社の支払い回収を支援するため600万ドルを調達

シアトルのスタートアップ企業Attunelyが債権回収会社の支払い回収を支援するため600万ドルを調達

テイラー・ソパー

Attunely CEO スコット・フェリス氏。(Attunley Photo)

Attunelyは、債権回収会社が利用する機械学習プラットフォームへの需要増加に対応するため、資金調達を進めている。シアトルを拠点とするこのスタートアップは、Framework Venture Partners、Anthos Capital、Vulcan Capitalなどから600万ドルのシリーズAラウンドを調達した。

2018年に設立され、シアトルを拠点とするスタートアップスタジオPioneer Square LabsからスピンアウトしたAttunelyは、債務記録や消費者のインタラクション履歴に関するデータに加え、マクロ経済の動向などの他の情報も分析し、支払い義務のある消費者の「スコア」を生成する。

アチューンリーのCEO、スコット・フェリス氏は、同社は今年初め、「コールセンターのリソース制約下で収益回収を最適化するための技術ソリューションを求めている」債権者や回収機関からの活動が急増したと述べた。

「さらに、彼らは、受容性があり支払い意欲のある消費者にのみコンタクトすることに非常に敏感です」とフェリス氏は付け加えた。「当社の機械学習プラットフォームは個人を特定できる情報を必要としないため、ダイナミックスコアリングサービスは、主にお客様がコールセンターのリソースを、健全な金融行動を示す消費者に効率的に配分するのを支援します。」

フェリス氏は、直近ではスターバックスのデジタルベンチャー担当コーポレートバイスプレジデントを務め、それ以前は2007年にマイクロソフトに60億ドルで買収された広告ネットワーク、aQuantiveの幹部でした。在職中に、フェリス氏は同じくaQuantiveの元幹部で、現在はPSLのマネージングディレクターを務めるマイク・ガルゴン氏と出会いました。Attunelyの共同創業者は、PSLでCTOを務めていたライアン・コサイCTOと、PSLの元シニアアソシエイトであるトリップ・エドワーズです。

Attunelyの従業員は給与カットを受けましたが、会社は解雇を回避しました。これまでに調達した資金の総額は900万ドルです。同社は16人の従業員を抱え、現在も採用活動を行っています。

Framework Venture Partners のパートナーである Andrew Lugsdin 氏が Attunely の取締役会に加わる予定です。