
アマゾン、パリ地区のウェブサービス地域を開設する計画を発表
アマゾン、パリ地区のウェブサービス地域を開設する計画を発表

ヴェルナー・フォーゲルス(写真:レオニード・マムチェンコフ)
ダン・リッチマン著

Amazon Web Servicesは来年、世界規模のデータセンターネットワークに新たな地理的地域を追加する予定で、今回はパリ近郊となると、Amazonの最高技術責任者であるワーナー・フォーゲルス氏が本日のブログ投稿で述べた。
パリ地域を利用する地元組織はデータをより近くに保つことができ、アイルランドやドイツのフランクフルトにある現在の最も近い地域を利用する場合よりもレイテンシが低くなるとフォーゲルス氏は述べた。
AWSは現在までに13のリージョンに35の「アベイラビリティゾーン」を構築しています。アベイラビリティゾーンとは、リージョン内の独立したデータセンターであり、ゾーン間で冗長性を持たせることができます。リージョンとは地理的なエリアのことです。アイルランドリージョンには3つのアベイラビリティゾーン、フランクフルトリージョンには2つのアベイラビリティゾーン、そして新たに開設されるパリエリアリージョンには3つのアベイラビリティゾーンが存在します。
同氏によると、科学大手のダッソー・システムズ、工業企業のラファージュ、シュナイダーエレクトリック、多国籍銀行のソシエテ・ジェネラル・グループなど、CAC 40(フランスの株価指数)に上場している企業の80%以上がAWSを使用しているという。