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オラクル、シアトルの新クラウドインフラセンターに100人以上のエンジニアを雇用へ

オラクル、シアトルの新クラウドインフラセンターに100人以上のエンジニアを雇用へ

トッド・ビショップ

オラクル
オラクルのドン・ジョンソン氏(左)とクレイグ・ケリー氏は、同社の新しいクラウド・インフラストラクチャ・エンジニアリング・センターを率いるクラウド・コンピューティングのベテラン2人だ。(オラクルの写真)

オラクル社が新しいクラウド インフラストラクチャ開発センターを開設し、シアトルのダウンタウン中心地の新オフィスに 100 人以上のエンジニアを雇用することを目指していると発表したことで、クラウド エンジニアリングの中心地としてのシアトルの地位はさらに高まりました。

総面積17,000平方フィートを超えるオラクルの新オフィスは、元アマゾンのエンジニア2名を含むチームが率いる。同社は来週、HackerXの採用イベントを開催し、シアトルの新エンジニアリングオフィスの開設を記念する。

オラクルの今回の動きは、シアトル地域におけるクラウドベンチャーの重要な一角に加わることになる。この地域はAmazon Web ServicesとMicrosoft Azureを基盤としているが、クラウドコンピューティングのスタートアップ企業も数多く含まれている。5月には、HPがHelionクラウドコンピューティング事業をシアトルに拠点を置き、今後18ヶ月で200人以上の雇用を目指すと発表した。

オラクルは、シアトルのセンチュリースクエアの高層ビルに新設するオフィスは、元アマゾン ウェブ サービスの主席エンジニアでオラクルのエンジニアリング担当シニアディレクターのドン・ジョンソン氏や、アマゾンのベテランでシアトル地域のテクノロジー企業 Vizualiiz に最近まで勤務していたオラクルのパブリッククラウドサービス担当シニアディレクターのクレイグ・ケリー氏など、クラウドエンジニアリングのベテランが率いる予定だと述べている。

「私たちは、次世代の最先端パブリッククラウドを形作ることを志向する、優秀なエンジニアのチームを構築しています」と、ジョンソン氏は同社が発表した声明で述べています。「同様に重要なのは、これはスタートアップ企業のように、企業としてのリソースと市場に影響を与える顧客基盤を活かしながら、ゼロから企業文化を築くまたとない機会だということです。」

オラクルの今回の動きにより、同社のクラウド開発事業はマイクロソフトに接近することになる。長年のライバルである両社は昨年、クラウドコンピューティング分野における幅広い提携を発表した。