
アップルの新CEOティム・クック氏、会社は変わらないと約束
アップルの新CEOティム・クック氏、会社は変わらないと約束

ティム・クック(クレジット:Apple)
トッド・ビショップ著

Ars Technicaは今朝、スティーブ・ジョブズ氏の退任決定を受けて、アップルの新最高経営責任者ティム・クック氏がアップルの従業員に送った電子メールを公開した。
「Appleは変わらないと確信してほしい」と彼は書いている。ジョブズとの仕事についてのクック氏の回想を含むメッセージ全文は、Ars Technicaの記事をご覧ください。
クックという人物、そして彼が現在直面している課題をより深く理解するには、ジョブズが長期休暇を取った今年1月のニューヨーク・タイムズの記事をご覧ください。記事の一部には…
ジョブズ氏は気まぐれで感情を爆発させやすい一方、アラバマ州の小さな町で育ったクック氏は礼儀正しく物腰柔らかな人物だ。彼はしばしば「南部の紳士」と評される。ジョブズ氏がアップル製品の細部にまでこだわる一方、クック氏はアップルの事業運営における、あまり華やかではない些細な部分にこだわる。
二人の相補的なスキルは、アップルがアメリカ企業史上最も目覚ましい業績回復を遂げ、世界で最も時価総額の高いテクノロジー企業へと押し上げた原動力となった。クック氏が単独でCEOに就任した場合、ジョブズ氏の不在を補うことになるだろう。ジョブズ氏の独創性、カリスマ性、そしてテクノロジーの未来を予測し、消費者の要望を先取りする類まれな能力も、クック氏は担うことになるだろう。
また、今日の Wired News のまとめ記事もご覧ください: なぜ Tim Cook が Apple を率いるのに最適な人物なのか。
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