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T-Mobileのネットワークは現在3億人をカバーできるが、まだ道のりは長い。

T-Mobileのネットワークは現在3億人をカバーできるが、まだ道のりは長い。

ジェイコブ・デミット

レジェール1T-モバイルは、自社の4G LTEネットワークが現在米国全土で3億人をカバーしていると発表した。これは同社が競合他社とのサービス提供範囲の差を埋める努力を続ける中で大きな節目となる。

この発表は大きな節目となるものだが、AT&TとVerizonの両社が1年以上前に達成していたものでもある。

T-Mobileのカバレッジマップ
T-Mobileのカバレッジマップ

このニュースは、ワシントン州ベルビューに本社を置くこの無線通信事業者がサービスエリアの拡大にどれだけの投資を行っているかを浮き彫りにしているが、業界リーダーと同等とみなされるまでにはまだ長い道のりがあることを示している。

同社が発表した3億のPoP(Point of Presence:接続拠点)は、既にサービスに加入している顧客数を表すものではなく、T-Mobileがカバーできる地域にどれだけの人が住んでいるかを示す指標である。

同社はAT&TやVerizonに比べて規模がはるかに小さいが、「アンキャリア」キャンペーンや業界を変革する一連のプロモーションで巻き返しを図っている。しかし、契約の柔軟性や無料音楽ストリーミングといった特典は、潜在顧客がT-Mobileから必要な基本的な通信サービスを受けられないのではないかと不安を抱いている限り、あまり役に立たない。

「3億PoPを突破できたことに、これ以上ないほど興奮しています。これは長年にわたる多大な努力の成果です」と、Tモバイルの最高技術責任者(CTO)ネビル・レイ氏は、火曜日に同社が第3四半期決算を発表した後、投資家向けの電話会議で述べた。

Tモバイルは、さらに2,000万人をカバーするために必要な周波数帯域を既に確保しており、最大のネットワークではないものの、最も急速に成長していると主張している。同社は年末までに、サービスエリアを100万平方マイル拡大するペースで進んでいる。

この節目となる業績は、四半期決算がそれほど好意的に受け止められなかった中で、明るい兆しとなった。TモバイルはAT&Tやベライゾンよりも速いペースで顧客を増やし続けたが、売上高と利益はウォール街の予想を下回った。決算発表直後の数時間で、同社の株価は約4%下落した。