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報道:Amazonがオンライン市場をリードし続ける中、トイザらスは破産申請の可能性も

報道:Amazonがオンライン市場をリードし続ける中、トイザらスは破産申請の可能性も

カート・シュロッサー

トイザらス
(ビッグストックフォト)

CNBCによると、巨額の負債を抱え、オンライン(Amazon)や実店舗(Wal-Mart)の小売業者との競争が激化しているトイザらスは、破産申請の可能性に直面している可能性があるという。新たな報道によると、この巨大玩具チェーンは約4億ドルの負債の再編を支援するため、法律事務所を雇用したという。

トイザらスは年間を通じたビジネスを支えるためにホリデーシーズンの売上に大きく依存しており、ニュージャージー州ウェインに本社を置く同社にとって2016年は失望の年となった。CNBCによると、こうした弱さは春まで続き、2017年第1四半期には1億6,400万ドルの純損失を出したという。

一方、Fox Businessの7月の報道によると、Amazonの昨年の玩具販売額は推定40億ドルで、これはToys R Usの3分の1以上に相当する。また、同記事によると、Amazonの玩具販売額は24%増加したのに対し、市場全体の5%増、そしてToys R Usは5年間減少している。

同チェーンのベビー用品専門店「ベビーザらス」もアマゾンとの競争に苦戦している。シアトルに拠点を置く電子商取引大手アマゾンや他のオンライン小売業者にオムツを求める親が増えているからだ。

アマゾンとトイザらスは以前、アマゾンのウェブサイトで一部商品を独占販売する権利を得る提携を結んでいたが、結局はうまくいかなかった。2009年、シアトル・タイムズ紙は、この提携失敗をめぐるトイザらスとの法廷闘争をアマゾンが5100万ドルで解決したと報じた。