
シアトルのインタラクティブデザイン会社Blue Roosterが300万ドルを調達、マイクロソフトのベテランを副社長に任命
テイラー・ソパー著
シアトルを拠点とするインタラクティブデザイン会社 Blue Rooster は、富士通の完全子会社である PFU Limited からシリーズ A ラウンドで 300 万ドルを調達しました。
2000年に設立された同社は、数十社のフォーチュン500企業の顧客を支援するイントラネットソリューションとウェブベースのアプリを開発しています。Blue Roosterが外部からの資金調達を受けるのは今回が初めてであり、これは今後完了予定のより大規模な投資の一環です。
PFU Limitedは2010年からBlue Roosterの顧客であり、シアトルの同社からアプリとUXのサポートを受けていました。ある大規模プロジェクトが完了した後、PFUはBlue Roosterの取り組みに感銘を受け、「ぜひとも参加したい」とCEOのケビン・コンロイ氏は語りました。

「顧客がパートナーになるというのは、非常に光栄なことです」とコンロイ氏はGeekWireに語った。
PFUは、シアトルのノース・レイク・ユニオン地区に拠点を置く従業員65名のBlue Rooster社の顧客であり続けます。同社は、エンタープライズ顧客向けのMicrosoft SharePoint導入支援を専門としており、Webアプリやモバイルアプリのインタラクティブなサービスも提供しています。
ブルールースターは本日、香港とニューヨーク市にオフィスを開設することも発表しました。コンロイ氏は、同社はアジア太平洋地域で多くの事業を展開しており、今が同地域に物理的な拠点を置く適切な時期だと判断したと述べています。

その結果、コンロイ氏は2014年半ばまでに従業員数が100人に増加すると予想しています。ブルールースターは 、元マイクロソフトの戦略コンサルティング経験を持つトッド・レイ氏を新たに迎え入れます。レイ氏はブルールースターの戦略担当エグゼクティブバイスプレジデントとして入社します。
唯一の創設者であり、13年前の創業以来会社を自力で育ててきたコンロイ氏は、従業員を増やすことに意欲的だ。
「素晴らしいビジネスだし、すごく楽しい環境だよ」と彼は言った。「スタートアップならではの先鋭性を持ちつつ、長く続くことで得られる収益性も兼ね備えている。だから楽しいことをできるんだ。」