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Apple、iWorkの共同作業者とサイズ制限を解除

Apple、iWorkの共同作業者とサイズ制限を解除

ブレア・ハンリー・フランク

ギャラリー_icloud_同期AppleのiWorkをコラボレーションツールとして活用したい大規模組織にとって、これは朗報です。Appleは本日、iWork for iCloudのアップデートを実施し、1つのドキュメントで最大100人の共同作業者に対応しました。また、1GB以上のファイルサイズにも対応しています。これは、従来の制限(ファイルサイズ200MB、共同作業者50人まで)から大幅に強化されたものです。

iWorkファイルに高解像度画像を含めたいユーザーは、Appleのスイート内のドキュメントにも最大10MBの画像を追加できるようになりました。これは、従来の1枚あたり5MBという制限の倍増です。これらのサイズ変更は、特にKeynoteプレゼンテーションなどの大規模なドキュメントをiWorkで作成しているユーザーにとって朗報です。ただし、ストレージは無料ではありません。iWork for iCloudに保存したファイルはすべて、ストレージ容量にカウントされます。

このアップデートでは、3つのアプリのクラウドベース版にも多くの機能が追加されました。Pages、Keynote、Numbersでは、グラフの書式設定に加え、2Dグラフやインタラクティブグラフの作成機能もサポートされました。

さらに、Pages for iCloud ではドキュメントを ePub ファイルとしてエクスポートできるようになり、Numbers ではスプレッドシートをカンマ区切り値(CSV)形式でエクスポートできるようになりました。これらのツールにより、Mac や iOS デバイスを使わずに、iWork から他のプログラムにファイルを簡単に移動できるようになります。

これは、Office 365やGoogle Driveといった競合製品に対抗するための新たな動きです。Appleは過去1年間、市場の他の競合製品に対抗すべく、生産性向上スイートの改良に取り組んできました。新しいMacやiOSデバイスを購入した人には、iWorkを無償で提供するほどです。

変更は無料で利用可能で、ユーザーは iCloud.com にアクセスして iCloud 用の iWork にアクセスできます。