
Facebookが、後で読むために興味深いコンテンツをアーカイブするサービス「Save」を開始
ブレア・ハンリー・フランク著
Facebookは、ソーシャルネットワーク上でユーザーが目にしたあらゆる情報を「保存」という新機能でより簡単に記憶できるようにしました。この機能は、PocketやInstapaperなどの「後で読む」サービスに送信することなく、ユーザーが後で読みたいコンテンツを保存できるように設計されています。
ニュースフィードで後で見たい投稿を見つけたら、コンテンツの右上隅にある矢印からドロップダウンメニューを開き、「保存」をタップして保存できます。その後、Facebookのウェブサイトまたはモバイルアプリの「保存済み」タブに移動して、保存したコンテンツを確認したり、友達にシェアしたり、その他の操作を行ったりできます。その仕組みを紹介した動画はこちらです。
この機能は、Facebookがユーザーに積極的に推奨しているようには思えません。コンテンツの保存はドロップダウンメニューの裏に隠れており、保存したコンテンツを確認するのも思った以上に困難です。従来の「後で読む」サービスの熱心なユーザーにとっては、おそらく「保存」機能は物足りないものになるでしょう。しかし、ランチを注文するのを待っている間にスクロールして読み飛ばした興味深い記事をいくつか保存しておきたいだけの一般人にとっては、まさにうってつけの機能かもしれません。
広告主にとっても、この機能の利用拡大はメリットとなるでしょう。ユーザーが保存したコンテンツに基づいて広告をターゲティングすることは現時点では不可能ですが、Facebookの広報担当者はTechCrunchに対し、今後数ヶ月以内にこの機能を活用し、より正確な広告ターゲティングを検討していくと述べました。
Facebookのウェブインターフェース、および同ネットワークのiOSとAndroidアプリのユーザーは、近日中にこの機能にアクセスできるようになる予定です。(私はウェブ上ではすでにこの機能を利用できますが、iPadはまだサポートしていません。)