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ドナルド・トランプは、再び陰謀論を唱えながら、依然としてグーグルの真実を模索している。

ドナルド・トランプは、再び陰謀論を唱えながら、依然としてグーグルの真実を模索している。

カート・シュロッサー

ドナルド・トランプ
(andykatz / Bigstock経由)

ドナルド・トランプは好意的な世論調査が大好きで、集会でも好意的な世論調査の数字を引用するのを好んでいる。今週も例外ではなく、ウィスコンシン州での集会の冒頭で、同州と隣接するアイオワ州の数字に言及した。

彼はまた、共和党の大統領候補であるジョン・マクレラン氏が民主党のヒラリー・クリントン氏を全国で2ポイントリードしているというGoogleの世論調査にも言及した。しかし、それだけにとどまらず、彼は用意していた発言でGoogleを批判した。

「グーグルの検索エンジンがヒラリー・クリントンに関する悪いニュースを抑制していたにもかかわらずだ。どう思う?」とトランプ氏は述べた(下の動画の最初の1分)。

CNNによると、トランプ氏は水曜日にこの主張をするにあたりいかなる情報源も引用しなかったが、この発言はロシア国営通信社スプートニク・ニュースがグーグルの検索結果はクリントン氏に有利に偏っているとの報道を発表してから2週間後のことだった。

これは、6月にSourceFedがGoogleがクリントン陣営に有利なように検索結果のおすすめを変更していると主張する動画を投稿し、話題になったという報道を受けてのものだ。Googleは当時、次のように回答した。

「Googleオートコンプリートは特定の候補者や運動を支持するものではありません」と同社は声明で述べています。「それと異なる主張は、オートコンプリートの仕組みを誤解しているだけです。当社のオートコンプリートアルゴリズムは、人物名と組み合わせて表示される場合に、不快または中傷的な予測クエリを表示することはありません。より一般的には、当社のオートコンプリート予測は、検索語句の人気度など、いくつかの要素に基づいて生成されます。」

CNETは、トランプ陣営は今週、トランプ氏が言及したどの隠された「悪いニュース」について質問されたが回答しなかったと指摘したが、同サイトによると、クリントン氏の物議を醸した「スーパープレデター」発言などのニュースはGoogle検索の最初の5件の結果に表示されるという。

同じ検索をテストしたところ、次のような結果が返されました。

グーグルクリントン
「ヒラリー・クリントン スーパープレデター」のGoogle検索のスクリーンショット。(Google.com経由)