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ValveのSteam Machineのプロトタイプは、既製品で1300ドルの値段がつく。

ValveのSteam Machineのプロトタイプは、既製品で1300ドルの値段がつく。

ブレア・ハンリー・フランク

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ValveのSteam Machineを分解してみた。(出典: iFixit)

iFixit のスタッフの 1 人は、Valve の Steam Machine プロトタイプを入手した幸運な数人のうちの 1 人だったので、当然ながら、同僚にそれを完全に分解させ、その過程の写真をインターネットに投稿しました。

その結果、Valveがプロトタイプに1テラバイトのSeagateハイブリッドSSD、3.2GHz Intel Core i5プロセッサ、16GBのRAM、3GBのVRAMを搭載したZotac GeForce 780グラフィックカードなど、強力な機能を詰め込んだことが明らかになりました。ハードドライブとGPUは簡単に交換できそうで、マザーボードを覆うカバーを取り外せばRAMとプロセッサにアクセスすることも可能です。

Valveがゲーム機の開発に真剣に取り組んでいる証拠を探しているなら、これがまさにそれだ。ValveのSteam Boxの技術仕様は、Steam Boxの最大のライバルとなるであろうPS4やXbox Oneよりも優れている。

蒸気機関このプロトタイプがどのようにして完成したSteam Machineに反映されるのか、まだ疑問が残っています。プロトタイプは主に市販の部品で作られていますが、サイズがかなり 大きいため、テレビやモニターの横に十分なスペースがない人にとっては問題になるかもしれません。

また、高価です。iFixitの算出によると、付属パーツの総コストは1,300ドルでした。ゲーム機メーカーはハードウェアを赤字で販売し、ゲーム販売でそれを補うことがよくありますが、Valveがこのモンスターを、現在のゲーム機の上限価格である500ドル以下に抑えることは不可能でしょう。

Valve は今年初め、さまざまなフォームファクタ、仕様、価格帯の Steam Machine を製造するために複数のメーカーと提携していると発表しました。そのため、このプロトタイプがハイエンドの主力製品の先駆けとなる可能性も十分にあり、他のデバイスが Steam Machine ラインナップの中低価格帯を埋めることになります。

同社は、1月のCESでコンソールに関する計画の詳細を発表する予定だと述べています。一方、せっかちなゲーマーや熟練ゲーマーは、製品版の発売を待つ間、ValveのSteam OSを自分のハードウェアにインストールしてみるのも良いでしょう。