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Amazon Web ServicesのCEO、アンディ・ジャシーがUberを率いる?いや、ありえない

Amazon Web ServicesのCEO、アンディ・ジャシーがUberを率いる?いや、ありえない

トム・クレイジット

Amazon Web ServicesのCEO、アンディ・ジャシー氏がre:Invent 2015で聴衆に演説(AWSの写真、YouTubeより)

夏の間中続くウーバーのCEO探しが続く中、金曜日に新たな候補者として浮上した。アマゾン ウェブ サービスのCEO、アンディ・ジャシー氏だ。

Business Insiderは、ジャシー氏の名前がUberの次期CEO候補として噂されていると報じた。数週間にわたりUberの取締役会で対立が続く中で、彼の名前が挙がったのはこれが初めてだ。しかし、Recodeのカラ・スウィッシャー氏はジャシー氏のUber就任の可能性を即座に否定した(彼女は後に、CEOリストについて話していたのはCEOリストのことだったと明言した)。また、GeekWireも確かな情報筋から、ジャシー氏はUberの次期CEO候補ではないとの見解を伝えている。

https://twitter.com/karaswisher/status/901149268039262208

AWSの創業当初から経営に携わり、20年間Amazonで勤務してきたジャシー氏が、この分野に参入する可能性は低いだろう。AWSはAmazonの非小売事業における至宝であり、クラウドコンピューティングが無視できない市場となり、競合他社が参入し始めた後も、売上高と利益は力強く成長してきた。Amazonが将来AWSを独立会社としてスピンオフさせる可能性は十分にあり、ジャシー氏以外にAWSを率いる人物は考えにくい。

そして今、Uberに足を踏み入れれば、多くの人がためらうかもしれない。取締役会はマスコミを通じて互いに批判し合い、有力株主は創業者のトラビス・カラニックを訴え、カラニックは権力の座にとどまるための策を練っていると報じられている。GEのジェフ・イメルトが現在の最有力候補のようだが、HPEのメグ・ホイットマンも、関心がないことを何度も強く否定しているにもかかわらず、依然として候補として浮上している。

大不況から脱却した最もダイナミックな企業の一つを率いるチャンスは、誰にとっても魅力的なものとなるだろう。アマゾンの担当者は、ウーバーによるジャシー氏の買収提案についてコメントを控えた。