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同社はクリアワイヤの投資家に対し、スプリント買収に反対票を投じるよう促す。取締役会は決定を「表面的」と評価

同社はクリアワイヤの投資家に対し、スプリント買収に反対票を投じるよう促す。取締役会は決定を「表面的」と評価

ジョン・クック

クリアワイヤー1Clearwireをめぐる騒動は、独立系株主であるGlass Lewis & Co.が、ベルビューに本社を置くブロードバンド無線通信会社である同社の少数株主に対し、Sprintからの増額提案に反対票を投じるよう勧告したことで、新たな局面を迎えた。この動きは、Clearwireの株式8%を保有するCrest Financialが、ClearwireがSprintに有利なように「不当な手段を講じた」と主張した翌日に起きた。

これは、ガバナンスおよび議決権行使のリーディングカンパニーであるグラス・ルイスが導き出した結論でもある。この決定は、スプリントがクリアワイヤの未保有株式に対する買収提案を1株あたり3.40ドルに引き上げてから1週間後に下された。

「実際、買収提案の改善の底流は、当初の取引プロセスに関する当社の多くの疑念を強めるように思われ、そのことで、取締役会がスプリントの買収提案が少数株主の観点から最大の機会となるようにすることに失敗したという当社の考えをほとんど覆すものではない」と同社は記した。

クリアワイヤーは本日、グラス・ルイスの「表面的な」分析は「根本的に欠陥があり不正確」であると述べた声明を発表した。

「報告書はまた、クリアワイヤの既存のガバナンス構造に対する理解が完全に欠如していることを示しており、同社が提案しているスプリントとの取引の価値を誤って評価している」とクリアワイヤの取締役会は回答した​​。

クリアワイヤの取締役会は、株主は5月31日にスプリントの買収提案に賛成票を投じるべきだと強調した。この提案はスプリントの前回の提案より14%高い。また、他の2つの有力な議決権行使助言会社、Institutional Shareholder ServicesとEgan-Jonesも、投資家に対しこの買収提案に賛成票を投じるよう推奨していることも指摘した。

「クリアワイヤの現状を正直かつ正確に評価すると、スプリントの提示価格の引き上げは公正かつ確実で魅力的な価値であり、同社と少数株主にとって最善の選択肢であることが明らかになる」と同社は本日、グラス・ルイスの報告書に対する回答の中で述べた。