
アバナード、クラウド管理スタートアップのオプステラを買収

アバナードはシアトルのスタートアップコミュニティーで新たな買収を行い、規模は非公開だがクラウドソフトウェアのスタートアップ企業オプステラを買収する。
この買収は、元マイクロソフト社員のパディ・スリニバサン氏とランジス・ラマクリシュナン氏がクラウド管理の新興企業を設立してからわずか13カ月後に行われた。この分野はシアトルのOpscodeとポートランドのPuppet Labsがそれぞれ巨額の投資ラウンドを調達したホットな分野だ。(興味深いことに、元アバナードの社長であるミッチ・ヒル氏は2011年にOpscodeのCEOに任命された。)
「クラウドプラットフォームの普及に伴い、SaaS(Software-as-a-Service)をはじめとするクラウドアプリケーションの運用管理はますます重要になっています」とスリニヴァサン氏は述べています。「私たちは、企業がパブリッククラウドプラットフォーム上で稼働するアプリケーションを効率的に監視・管理できるよう支援する、独自の技術の開発に数年を費やしてきました。」
今回の買収は、アバナードが昨年11月にシアトルに拠点を置く従業員200名の企業アザレオスを買収したことに続くものです。また、スリニバサン氏、ラマクリシュナン氏、そしてチームにとって、2011年にアディティ社にキュムラックスを売却して以来、過去2年間で2件目の買収となります。
昨年、私たちはスタートアップスポットライトでOpsteraを特集しました。当時、スリニバサン氏は、このスタートアップの目標は顧客が「クラウドコンピューティングのブラックボックス」を解き放つことを支援することだと述べています。 今回の買収により、 スリニバサン氏 とラマクリシュナン氏はAvanadeに入社します。
GeekWireの以前の記事:スタートアップスポットライト:Opsteraはクライアントがクラウドで答えを見つけるのを支援します