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報道:アップル、ドクター・ドレーと共同でオリジナルテレビ番組を制作中

報道:アップル、ドクター・ドレーと共同でオリジナルテレビ番組を制作中

ジェームズ・リズリー

画像提供:Jason Persse/Flickr
画像提供:Jason Persse/Flickr

NetflixとAmazonは、ストリーミング配信のみのオリジナル番組でも成功できることを証明しました。ストリーミングメディアの巨人である両社は、政治スリラーからミュージカルコメディまで、あらゆる作品を支援し、数々の栄誉ある賞も受賞しています。

しかし、彼らには対抗すべき新たなプレーヤー、Apple がいるかもしれない。

ハリウッド・レポーター紙の本日の報道に よると、Appleはドクター・ドレーが主演・製作総指揮を務める新オリジナルTVシリーズの制作費を負担する可能性があるとのことだ。Appleは定額制の動画サービスを持っていないものの、既に提供しているApple Musicの定額制サービスに統合される可能性が高い。

「バイタル・サインズ」と題されるこの30分番組は、レポーターの情報筋によると ドレーが様々な感情と向き合う半自伝的な物語になるという。しかし、他の30分番組とは異なり、暴力とセックスに満ちた、ダークで骨太なドラマになるという。

番組の撮影は今週から始まったとされているが、AppleとDreがタッグを組むのは今回が初めてではない。2014年、MacとiPhoneのメーカーであるAppleは、共同オーナーであるDreと音楽界の大物Jimmy IovineからオーディオブランドBeatsを30億ドルで買収している。実際、このアイデアはDreとIovineが共同でAppleに持ち込んだ可能性もある。

これはAppleにとって初の脚本付き作品となる。現在、他に進行中のプロジェクトは知られていないものの、  Reporterの情報筋によると、Appleはオリジナル番組のラインナップ構築のため、新たなクリエイターを探しているという。ケーブル業界に革命を起こそうという同社の野望は明らかに行き詰まっているため、今後Appleは成長を続けるメディアプラットフォームと競争していく上で、オリジナルエンターテイメントの充実を目指すことになるかもしれない。