
教室に「ポータル」?Valveがホワイトハウスの教育技術イニシアチブに参加
トッド・ビショップ著
「デジタル・プロミス」は、米国教育省が昨日、議会の支援を受けて発表した新たな教育技術イニシアチブで、「教育と学習の変革」を目指しています。驚くべきことに、パートナー企業の一つが、SteamビデオゲームプラットフォームやHalf-Life、Portalといった大ヒットゲームシリーズを手掛けるベルビューに拠点を置くValve社です。
一体Valveは教室で何をしているのでしょうか?そしてなぜでしょうか?ホワイトハウスの公式発表による説明は…
大手ビデオゲーム会社が教育賞を設立: ベストセラーのビデオゲームシリーズと最先端技術を開発するValveは、脳を鍛えるパズルゲーム「Portal 2」のリリース後、教師、学生、研究者、そしてファンからの関心を受け、教育分野に進出します。Valveは来年、中高生と教師が家庭や教室で使用できる「Portal 2」のレベルを作成し、賞金25万ドルを競うコンテストを開催します。このコンテストの第一弾として、Valveは10代向けのシリーズ第1作「Portal」の無料コピーを配布します。詳細はwww.learnwithportals.comをご覧ください。
USA Today紙は、Valve社の共同創業者ゲイブ・ニューウェル氏が、教師たちが授業でゲームを使うことに興味を示したことに驚いたと述べている。「私たちは『私たちは敵じゃないのか? エンターテイメントなのに、教育に反しているんじゃないか?』と思いました」
どうやらそうではないようですね。どうなるか楽しみです。
ヒントを提供してくれたGeekWireのコラムニスト、Frank Catalano氏に感謝します。