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シアトルのバイオテクノロジースタートアップGood Therapeuticsがスマートがん治療の開発に1100万ドルを調達

シアトルのバイオテクノロジースタートアップGood Therapeuticsがスマートがん治療の開発に1100万ドルを調達

ジェームズ・ソーン

SECへの新たな提出書類によると、必要な時にのみ作用するタンパク質医薬品の開発を目指すシアトルの新興バイオテクノロジー企業Good Therapeuticsが、株式ラウンドで1,100万ドルを調達した。

秘密主義のスタートアップである同社は、ウェブサイトによると、「治療効果を低下させることなく全身毒性を抑え、必要な時に必要な場所にのみ作用する、より安全で効果的な薬剤の開発」を目指している。グッド氏によると、同社はがん治療用のタンパク質を設計するアルゴリズムを開発しているという。

グッド・セラピューティクスのCEO、ジョン・マリガン氏。(グッド・セラピューティクスの写真)

創業者兼CEOのジョン・マリガン氏は1100万ドルの資金調達を認めたが、GeekWireからの問い合わせに対し、同社にとってそれが何を意味するかについてはコメントを控えた。

スタンフォード大学で生物学の博士号を取得したマリガン氏は、LinkedInのアカウントによると、以前はマイクロソフトでDNA鎖にデータを保存するシステムのコンサルタントを務めていた。また、インスリンレベルを調節するタンパク質を設計するグリコスタシス社を設立し、DNAをレーザープリントする方法を開発したカンブリアン・ジェノミクス社の共同設立者でもある。

提出書類によると、グッド氏のオフィスはシアトルのフリーモント地区にある。同社には以下の取締役が名を連ねている。

  • ライフサイエンスベンチャーキャピタル会社 RiverVest Venture Partners のマネージングディレクター、ジョン・マッカーン氏。
  • 製薬大手ロシュの投資部門、ロシュ・ベンチャー・ファンドの投資ディレクター、ミッチェル・ムッツ氏。
  • ロシュ・ベンチャー・ファンドの投資ディレクター、カール・ハンデルスマン氏はこう語る。
  • ポートランドを拠点とするベンチャーキャピタル企業3×5 Partnersのマネージングディレクター、ニコラス・ウォルロッド氏。