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Record360、レンタル会社との損害賠償紛争を軽減するプラットフォーム拡大のため50万ドルを調達

Record360、レンタル会社との損害賠償紛争を軽減するプラットフォーム拡大のため50万ドルを調達

ジリアン・スタンファー

シアトルのスタートアップ企業Record360は、借りた品物の損傷を記録するアプリを開発した。写真はRecord360より。 

シアトルを拠点とするスタートアップ企業Record360は、新たな投資ラウンドで50万ドルを調達した。

Record360 CEO シェーン・スキナー氏。写真はRecord360より。

2013年にエンタープライズ・レンタカーの元従業員シェーン・スキナー氏によって設立されたRecord360は、レンタル会社と顧客間の損害紛争の数を減らすことを目指すモバイルアプリを開発した。

動画や写真を撮影することで、レンタカーからAirbnbの物件まで、あらゆるものの損傷状況を記録し、将来の紛争で責任を問われるのを防ぐことができます。Record360は独立した第三者機関として、位置情報とタイムスタンプ付きの画像を保管します。万が一、損害賠償をめぐる紛争が発生した場合、Record360は誰が責任を負うのかを示す証拠となります。

Record360は、貨物輸送、物流、製造業の顧客とも提携しています。同社は「市場で最も先進的なビデオと注釈に基づく資産状態記録ソフトウェア」を提供していると謳っています。

シアトルを拠点とするAlliance of AngelsとBellingham Angel Investorsが、2015年の150万ドルの資金調達ラウンドに続く今回の投資ラウンドを主導しました。両社はシードラウンドにも投資しています。13名の従業員を擁する同社は、これまでに合計220万ドルの資金調達を達成しています。

Record360は、新たに調達した資金を製品開発、販売、マーケティングに活用する予定です。2016年には、同社の売上高は250%以上増加しました。

「市場は今後も、顧客固有の問題を解決するデジタルソリューションへの移行を続けると考えています」と、アライアンス・オブ・エンジェルズのパートナー、エイドリアン・バルフォー氏は声明で述べています。「Record360は革新的な賃貸・資産管理ソリューションを提供しており、この刺激的な分野で素晴らしい企業を築き上げていく同社と協力し、サポートできることを大変嬉しく思います。」

https://www.youtube.com/watch?v=OS0DC1GnlyU