Halo Report: 米国におけるエンジェル投資家の資金の流れ ジョン・クック著2012年7月9日午前9時06分2012年7月9日午前9時49分 エンジェル取引の8%強が太平洋岸北西部で発生した エンジェル・リソース・インスティテュート、CBインサイツ、シリコンバレー・バンクが本日発表した新たなレポートは、エンジェル投資の曖昧な世界に光を当てています。Halo Reportによると、エンジェルグループによるアーリーステージの投資におけるプレマネーバリュエーションの中央値は、第1四半期に250万ドルでした。 また、投資額の中央値は1件あたり70万ドルで、昨年とほぼ同額、2010年から40%増加していることも明らかになりました。ここ数週間、CoCo Communications、Discovery Bay Gamesといったシアトルの企業への多額の資金流入を含め、多くのエンジェル投資が見られました。興味深いことに、この報告書によると、シアトル・エンジェル協会(Alliance of Angels of Seattle)は第1四半期に最も活発なエンジェル投資グループの一つでした。 しかし、シアトルのテクノロジーコミュニティが最近抱える悩みの一つは、アーリーステージの企業に対するエンジェル投資家からの支援不足です。Halo Reportもこの点をある程度裏付けており、過去12ヶ月間でこの地域の企業が獲得した投資総額はわずか4.9%に過ぎません。一方、全米の投資案件の8.3%は北西部で発生しています。 詳細は下のグラフをご覧ください。 前のストーリー剣術の勝利:ClangがKickstarterで52万5千ドルを獲得 次の話マイクロソフトが謎めいた「エンジェルインキュベーター」Bingファンドを設立