
シスコ、クラウドおよびデータセンター製品でマイクロソフトとの統合強化に合意
ブレア・ハンリー・フランク著
シスコは本日、レドモンドに本社を置く同社のワールドパートナーカンファレンスにおいて、マイクロソフトとの複数年販売契約を発表しました。両社はクラウドおよびデータセンターサービスの販売で協力し、主要製品間の連携強化についても合意しました。
特に、両社は、Cisco Unified Computing System (UCS)、Cisco Nexus スイッチング、Windows Server、System Center、SQL Server、Microsoft Azure などの Microsoft クラウド ソリューションを含む多数の製品の統合に取り組んでいきます。
以下は、マイクロソフトのブラッド・アンダーソン氏が両社の関係について語るビデオです。
マイクロソフトにとって重要な販売戦略の一つは、Windows 2003をご利用のお客様に対し、Cisco UCSを活用した新しいWindows Server 2012 R2への移行を両社で推進することです。さらに、両社は、共通のチャネルパートナーによるシスコ製品とマイクロソフト製品の販売を促進するパートナーインセンティブについても協力していきます。
この契約にはシスコの Intercloud Fabric サービスとの統合も含まれており、これによりシステム管理者は Microsoft のソフトウェアとサービスを他のクラウド プロバイダーと連携するシステムに簡単に統合できるようになります。
このニュースは、マイクロソフトがAmazon Web ServicesやGoogle Cloud Platformなどの他の動きに対抗するため、クラウドサービスの拡充に努めている中で発表された。Amazonは今月初め、モバイルアプリ開発者向けツールや新しい生産性向上ツールスイートなど、複数の新サービスを発表した。
シスコはまた、ユーザーがシスコのプライベート クラウド ソリューションをパブリック クラウド インフラストラクチャと統合できるようにする Global Intercloud と呼ばれるサービスへの投資を通じて、クラウド ビジネスへの参入にも取り組んでいます。