
ビルX?Facebookはシアトル郊外のOculusキャンパスの大規模拡張を計画していると報道
ナット・レヴィ著

フェイスブックは、マイクロソフト本社近くに広大なキャンパスを構えているワシントン州レドモンドで、さらなる事業拡大を視野に入れているようだ。
ピュージェット・サウンド・ビジネス・ジャーナル紙は、公文書請求によって入手した文書を引用し、このソーシャル大手Facebookが、Facebook Reality Labs/Oculus部門向けに、65万平方フィート(約6万平方メートル)の2棟のオフィスビル建設計画の初期段階にあると報じている。建設予定地はウィロウズ・ロード沿いで、Facebookは今年初めに2,000万ドルで2区画の土地を取得した。この道路沿いでは、Facebookが次々とビルを買収している。
「ビルディングX」という謎めいた名称で呼ばれるこのプロジェクトは、5月に解体工事から始まる可能性がある。まだ許可申請は出されておらず、計画は変更されている可能性もあるが、PSBJが入手した文書によると、Facebookは2021年末までに新ビル(複数可)をオープンしたいと考えているようだ。
フェイスブックはコメントを控えた。
Facebookは急速に拡大しているレドモンドのキャンパスの規模をまだ公表していないが、GeekWireの調査によると、35万平方フィートから70万平方フィートと推定されている。このプロジェクトにより、キャンパスの面積は100万平方フィート以上に拡大する可能性がある。
Oculus 社はそのスペースを埋めるために採用を積極的に行っており、求人掲示板にはレドモンドの求人 170 件が掲載されている。
Facebookは、ダウンタウンのベルビューにある2棟のオフィスタワーにも賃借しており、スプリング・ディストリクト開発地区におけるプロジェクトにも注目している。同時に、シアトルのサウス・レイク・ユニオン地区では、38万4000平方フィート(約3万4000平方メートル)、2億4600万ドル(約250億円)のオフィスプロジェクトに着手する予定だ。