
Limeadeは1億ドルのIPOを計画しており、オーストラリアの証券取引所に上場する最新のシアトル系スタートアップとなる。
トッド・ビショップ著

ワシントン州ベルビューに本社を置く人材技術会社 Limeade は、オーストラリア株式市場での新規株式公開で 1 億ドルを調達する予定だ。
オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューによると、今回のIPOの条件では、ライムードの総企業価値は4億5,400万ドル、つまり2020年の予想売上高の5.5倍となる。同社は非公開のスタートアップ企業として、これまでに3,400万ドルの資金を調達している。
2006年にテクノロジー業界のベテランであるヘンリー・アルブレヒト氏によって設立され、現在もCEOを務めるLimeadeは、従業員の健康とエンゲージメント、そして企業文化全体を測定および改善するためのツールを雇用主に提供しています。
同社は現在、太平洋岸北西部のトップ非公開テクノロジー系新興企業の GeekWire 200 指数で 31 位にランクされています。
「仕事は機能不全に陥っています」とアルブレヒト氏は昨年GeekWireの取材に対し、同社が取り組む課題について説明した。「従業員は仕事への意欲を失い、孤立し、疲弊し、会社から目的意識やサポートを感じていません。人事ツールはサイロ化を招き、士気を低下させる体験を生み出しています。また、遠隔地の従業員はコミュニケーションを目にすることも、ましてや参加することもできません。」
Limeade は昨年、デンバーの企業である Sitrion を買収した。同社の従業員エンゲージメント アプリ ONE は Limeade のサービスの主要部分となっている。
金曜朝の時点で、ライムードはオーストラリア証券取引所の投資家から12月のIPO計画を進めるのに十分な関心を集めていた。
ライムードの幹部は今週初めにコメントを控えており、同社は詳細な財務情報をまだ公表していない。ファイナンシャル・レビュー紙によると、同社は来週、規制当局に目論見書を提出する予定だ。
シアトル地域のテクノロジー企業がオーストラリア証券取引所に上場するのは異例ではあるものの、前例がないわけではない。モバイル広告テクノロジー企業のSyntonicとIoTデータプラットフォームのBuddyは、既に上場していた企業との合併という異なるプロセスを経て上場した。