
収益性の高いデジタルメディアエージェンシー、スマッシング・アイディアズがベルテルスマンに買収される
ジョン・クック著
シアトルに拠点を置く創業15年のデジタルメディアエージェンシー、スマッシング・アイディアズが、ベルテルスマンAG傘下のランダムハウスに買収されました。買収価格は非公開です。設立以来、黒字経営を続けている同社は、外部資本の調達や累積負債の計上は一切ありません。シアトルとイギリスのオフィスは維持し、マテル、ニコロデオン、PBS、カートゥーンネットワーク、ディズニーといった既存顧客との取引も継続する予定です。
Smashing Ideas はブログ記事で次のように書いている。
ベルテルスマンの創造性、革新性、そして子会社の独立性へのコミットメントは、私たちが彼らのチームの一員であることを喜ばしく思う理由のほんの一部に過ぎません。彼らのサポートのもと、私たちは今後も、あらゆるスクリーンに対応した没入型のインタラクティブコンテンツを、幅広い一流クライアントのために制作するという、私たちの得意分野を継続していきます。
CEO のスティーブン ジャクソン氏によるプレスリリースの続きは次のとおりです。
「世界有数の出版社の一員となることで、Smashing Ideas チームは出版業界だけでなく、世界中のあらゆるデジタル プラットフォームでリーダーシップの地位を拡大し、他の多くのビジネス カテゴリーでも新たなグローバル顧客にアクセスできるようになります。」
取引は5月2日に完了しました。シアトル・タイムズ紙によると、Smashing Ideasの従業員70名は同社に残る予定です。
ジョン・クックはGeekWireの共同創設者です。Twitter:@geekwirenews、Facebookでフォローしてください。