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シアトルの投資会社ライター・キャピタルは滑走路確保のため人員削減

シアトルの投資会社ライター・キャピタルは滑走路確保のため人員削減

テイラー・ソパー

GeekWireの調べによると、ライター・キャピタルは世界的なパンデミックのさなか経費削減を目指し、主に営業とマーケティング部門の従業員の22%を解雇した。

ライター・キャピタルは声明で、人員削減は「業務効率を高めて会社の存続を維持し、同時に製品開発と成長を加速するために資源を再投資する」取り組みの一環だと述べた。

シアトルを拠点とするこの「オルタナティブVC」企業は、1月時点で約80人の従業員を雇用している。

ライター・キャピタルは、起業家が従来のベンチャーキャピタルの手法に頼ることなく資金調達できるよう支援しています。10年前の設立以来、同社は「収益ベースド・ファイナンス」(RBF)と呼ばれる革新的なプロセスを用いて、米国全土の350社以上の企業に2億ドル以上の投資を行ってきました。このプロセスにより、アーリーステージのスタートアップ企業は、株式や取締役のポストを放棄することなく資金調達を行うことができます。

同社は1月、デジタル金融会社HCGファンドマネジメントと、CEOのソー・カルバーハウス氏が「融資手段」と表現した1億ドルの契約を締結した。

「この悲惨な状況を乗り越え、スタートアップコミュニティの成長と繁栄を支援できると信じています」と、カルバーハウスは3月31日のブログ投稿に記した。「資金調達プロセスに支障が出ないよう迅速に対応し、チームと安全に繋がる手段として、バーチャルミーティングを積極的に活用しています。」

ライターは、国​​際市場への地理的プレゼンスを拡大し、企業に提供できる他の形態の融資を模索する計画を立てていた。先月、カナダに進出した。

カルバーハウス氏は、事業資金を調達するため、今年後半に株式による資金調達も予定していると述べた。同社はこれまでに2,000万ドルの株式を調達している。

ライター社は今年2月、パトリシア・エリオット氏を最高販売責任者に、ケビン・フィンク氏を最高技術責任者に任命すると発表した。

3月11日以降、300社を超えるテクノロジー系スタートアップ企業が3万人近くの雇用を削減した。シアトルのRealSelfとExtraHopも今週、人員削減を実施した。