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GitHub CEOナット・フリードマンが退任、ジュリア・リウソンがマイクロソフト開発部門の社長に就任

GitHub CEOナット・フリードマンが退任、ジュリア・リウソンがマイクロソフト開発部門の社長に就任

トッド・ビショップ

ナット・フリードマン。

ナット・フリードマン氏が、マイクロソフト傘下の開発者コミュニティおよびコードリポジトリであるGitHubのCEOを退任します。後任には、GitHubの最高製品責任者であるトーマス・ドームケ氏が11月15日付で就任します。

フリードマン氏はGitHubの名誉会長となり、同社によれば同氏はスタートアップ業界に復帰する予定だという。

この発表は、マイクロソフトがGitHubを75億ドルで買収し、フリードマン氏をCEOに任命してから3年後に行われた。フリードマン氏は、モバイルアプリ開発プラットフォームであるXamarinの買収の一環として、2016年に同社に加わっていた。

マイクロソフトは、人事異動の一環として、同社に29年間勤務したジュリア・リウソン氏をデベロッパー部門のプレジデントに昇進させると発表しました。彼女は以前はコーポレートバイスプレジデントを務めていました。

ドームケ氏は新たな役職でリュイソン氏に直属する。フリードマン氏はこれまで、マイクロソフトのクラウド+AI部門のエグゼクティブバイスプレジデントであるスコット・ガスリー氏に直属していた。

ジュリア・リューソン。

「ジュリアのリーダーシップの下、開発部門チームは大きな文化的変革を遂げ、多様性と包括性、顧客重視、データ主導、そして品質主導という一貫した文化的価値観によって導かれてきました」とガスリーは社内メールで述べています。「これらの文化的特性が浸透していることは、Visual StudioやVisual Studio Codeといった製品の成功からも明らかです。これらの製品は2014年以降、利用率が16倍以上増加しており(現在では世界中の開発者の大多数が使用しています)、その成功は明らかです。」

ドームケ氏はマイクロソフトによるGitHub買収のエンジニアリング面を率い、その後GitHubの戦略プラットフォーム担当副社長、そして最高製品責任者に就任した。