
ニュース速報:GoogleとMicrosoftは互いの携帯電話を好んでいない
ニュース速報:GoogleとMicrosoftは互いの携帯電話を好んでいない

アンディ・ルービン
トッド・ビショップ著

マイクロソフトのCEO、スティーブ・バルマー氏は昨日のWeb 2.0カンファレンスで、グーグルのAndroidオペレーティングシステムを搭載した携帯電話についての意見を尋ねられると、遠慮なく、ユーザーエクスペリエンスが一貫性がなく、習得が難しいと述べた。
「Windows Phoneを使うのにコンピュータ科学者である必要はありません」とバルマー氏は述べた。「Androidスマートフォンを使うには、必要だと思います。」
では、Googleはどう感じているのだろうか?本日香港で開催されたAsiaDカンファレンスの壇上で質問に答えたGoogleモバイル部門責任者のアンディ・ルービン氏は、Windows PhoneのMetroユーザーインターフェースとガイドラインを、弱者ならではの「大胆な動き」と評した。しかし、これは「Microsoftにとって非常に危険なものになる可能性がある」とも述べ、アプリ開発者やデザイナーが独自の創造性を発揮する機会を制限することになると警告した。
言い換えれば、ルービン氏はマイクロソフトがあまりにも一貫性がありすぎると考えている。
低価格のAndroid端末が市場を席巻する中、Googleのアプローチは今のところ成功を収めている。Windows Phone 7の発売でユーザーインターフェースを刷新したMicrosoftは、新たな「Mango」アップデートとNokiaとの提携によって、その運命を逆転させようとしている。